大地震と津波、その後原子力発電所があの状態では、もしも私が現地からほど近いところに暮らしていて、しばらく離れることが許される状況ならば、切実に移動をしたいと思うから。ここ名古屋では何事もなかったかのように平穏な暮らしが続いています。東北、関東圏のみなさんには申し訳ないけれど、電力のHz帯が違い、変換設備がなくほとんど東京に送電もできないがゆえに停電もありません。外国の人は、日本を続々と脱出していますし、海外からは「日本から出るなら滞在していいよ」くらいな勢いの連絡がくる状況でも、幸いこの国は細長くて逃げられる場所はまだ結構あるわけです。頼るときにはしっかり人を頼りましょう。
福島の原発から東京都心までは250km近くあるので、風向きによっては時々微量に流れてくるとしても、普通の人なら大丈夫です。でも、子どもやこれから子どもを授かりたいと思う人は、少し心配したほうがいい水準だと思う。アメリカ政府は80km以遠に避難するよう推奨したようです。政府、東京電力、マスメディアは、情報を開示していません。とにかく大丈夫と繰り返しているように聞こえます。知識と断片的な情報を組み合わせて判断するしかない状況です。
参考までに、放射線についての一般知識を過去の講義ノートから転載。
・放射線の種類と性質
放射線は種類によって、物質をつき抜ける力(透過力)が違います。アルファ線とベータ線は電荷を持った粒子線で、透過力が弱く、紙やアルミニウム板などで止めることができます。ガンマ線は電荷を持たない電磁波のため透過力が非常に強く、薄いアルミニウム板などは透過しますが、鉛やコンクリートにより止めることができます。この他に中性子の流れである中性子線があります。中性子線は電気的に中性で透過力が強いため、鉛やコンクリートだけでは十分止めることができません。水に含まれる水素など軽い原子に衝突させエネルギーを吸収させてから、ホウ酸水などに吸収させることによって止めることができます。
*より詳しくは、下記サイト参照
http://www.rerf.or.jp/radefx/basickno/whatis.html
*より詳しくは、下記サイト参照
http://www.rerf.or.jp/radefx/basickno/whatis.html
テレビなどでは、ひたすらミリシーベルトとかの話ばかりで単純比較していますけれど、放射線の種類を考えないと被爆を予防できません。レントゲン照射を受けても、放射性物質を体に取り込むわけではないけれど、たとえ少しの放射性物質でもいったん体に取り入れてしまったら、特定の体の部位が継続的に放射線にさらされます。セシウムは半減期が30年近くあるので、一生涯つきあうことになります。ヨウ素は半減期は8日くらいだから、その点はまだましですが。透過性のことをかんがえるなら、中性子線(これを使う爆弾ありますよね)は防護服でも防ぎようがないから、いまだれも原子炉付近に近づけなくなってしまっている。原発に賛成と推進しつづけた人に、しっかり責任をとっていただきたい。
現在までにわかっているのは、東京にまで放射性物質が少し飛んできているということ。残念ですけれど、原発から300km圏でつくられた農作物は食べたくありませんね。今後は慎重に産地選びをします。海産物も同じです。幸い北西の風に流されて海に落ちていますが、海流を考えるとやはり静岡より西でないと不安です。畜産物は、どのみち餌が輸入だからそれほど心配しなくてもいいかも。
問題の深刻さは、「いまここ」にもあるのですが、「この先」にもあります。すでに拡散した放射性物質がずっと残ること。日本はすでに汚染国として扱われています。チェルノブイリの時に日本の輸入品の放射線量をチェックしていたのと同じことを、外国ははじめました。農産物を売ることは難しくなるでしょうし、観光も厳しくなる。
本当に残念です。すべて数十年前から予見されていた事象です。私の原点は反原発の研究グループにあります。「東京に原発を」の広瀬隆はやはり正しかったことが立証されてしまいました。このコラムに単純に事実経過が分析されています。ご参考まで。
http://diamond.jp/articles/-/11514
現在までにわかっているのは、東京にまで放射性物質が少し飛んできているということ。残念ですけれど、原発から300km圏でつくられた農作物は食べたくありませんね。今後は慎重に産地選びをします。海産物も同じです。幸い北西の風に流されて海に落ちていますが、海流を考えるとやはり静岡より西でないと不安です。畜産物は、どのみち餌が輸入だからそれほど心配しなくてもいいかも。
問題の深刻さは、「いまここ」にもあるのですが、「この先」にもあります。すでに拡散した放射性物質がずっと残ること。日本はすでに汚染国として扱われています。チェルノブイリの時に日本の輸入品の放射線量をチェックしていたのと同じことを、外国ははじめました。農産物を売ることは難しくなるでしょうし、観光も厳しくなる。
本当に残念です。すべて数十年前から予見されていた事象です。私の原点は反原発の研究グループにあります。「東京に原発を」の広瀬隆はやはり正しかったことが立証されてしまいました。このコラムに単純に事実経過が分析されています。ご参考まで。
http://diamond.jp/articles/-/11514